こんにちは。くろわっさんです。
Amazonの評価を看ながらmicroSDカードを買ったのですが、結構気になった評価コメントがありました。
そのコメントのイメージは、
「買った128GBのmicroSDカードの容量を確認したら少なかった。初期化しても空き容量が増えない、容量偽装されてた」
のようなコメントです。
128GBあると思ったものがなかったら確かに騙されたという気持ちになります。ただ実際には容量が少なく表示される理由があります。
今回はなぜ少なく表示されるのか説明します。
実は算出方法の違いです
SDカードの128GBをB(バイト)単位に換算すると128,000,000,000Bになります。
計算は128×1000×1000×1000です。単位はGB(ギガバイト)が上位で、MB(メガバイト)、KB(キロバイト)、B(バイト)、に換算するのに単位分×1000です。
重さと同じイメージで1000で単位が換算されます。
しかし、OS内部は1000単位で換算をせず1024単位で換算し表示します。
その結果、GB表記がされるアプリケーションで128GBは(約)119.2GBとOSで表示されてしまうのです。非常に紛らわしいですよね。
思い出話ですが、10年以上前にオンラインサービスの仕事をしていたときに「32GB保存できるmicroSDカードが、おまえのところのサービスのデータを保存したり消したりしたせいで保存領域を消耗して30GBしかない。購入した店にもおまえのところのせいだと言われてる、減った2GB弁償しろ」
と言われ説明しても納得して貰えなかったことを思い出します。。。
本当に分かりづらいと思いますね。
参考 表示容量と算出容量の違い
製品表示の容量とOSが算出する容量を比較すると、
・64GBは約59.6GB
・128GBは約119.2GB
・256GBは約238.4GB
・512GBは約476.8GB
となります。元の容量が変動しても1024で変換したときの比率は変わりませんが容量が大きくなればなるほど損した気持ちになりますね笑
さいごに
もうひとつワンポイント情報ですが、microSDカードには寿命があります。記憶素子の書き込み回数にだいたいの上限があります。
そのためmicroSDカードを頻繁に書き込みする使い方は寿命を縮めるのでやめましょう。
たとえば、
本体ストレージの拡張として利用する
RAMの拡張として利用する
直接カメラの保存先にして利用する
動画配信サービスのDL先にして頻繁に保存と消去をする
という利用は控えてバックアップ場所とするのがベストです。
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