俺が小学生だった頃、夏休みに入るとすぐに町内会の催しで朝のラジオ体操の集まりに行ったものだ。
みなさんの小学生時代はどうだったろうか。
うちの地区は小学校が会場で朝6時半前に集合。要はラジオ体操が始まるまでにつけば良し。
ラジオ体操のスタンプカードに紐を通し首にかけ小学校は寝ぼけた俺の足で10分くらい。校庭に入ると大きな音で音の悪いラジオが流れていてNHKのラジオのアナウンサーが「○町の○会館から本日はお届けします」みたいなことを言い、ラジオ体操の準備運動から始まる。
しかし今思えば、ラジオ体操が準備運動なのに、そのラジオ体操に準備運動があるとはね。。。
ラジオ体操の第一はメジャーなので9割できた。でもラジオ体操第二はさっぱりできず体操が終了。町内会の模範をしてる人の動きで見覚えた頃、町内会のラジオ体操は終わり翌年には第二はまた忘れてるのが定番だった。
そしてラジオ体操カードは1日1スタンプ。皆勤だと最終日にお菓子が貰えるが、だいたい一回くらい寝坊してだめになるのが定番だった。
そんな懐かしい昭和の夏の風物詩。
令和元年もやってるようです。
よめ「ラジオ体操行ける?小学校であるんだけど…」
むすこの夏休みもあと数日で終わるタイミング。
よめ「ラジオ体操に行きたいんだって。朝早いけど、あたしが行っても良いんだけど…」
よめが行っても良いんだけどと言ってくるこのパターンは、本当はよめが行かないパターン。
きけばラジオ体操期間は三日間しかないのだそうだ。よめに相談された時点で残るは二日間。少ないけど夏休み終了間際に実施するあたり夏休みボケした生活サイクルを直す目的もあるんだろう。考えられてる。
朝、眠い目をこするむすこを連れて小学校へ。子供の少ない。ラジオからは俺が小学生だった当時と変わらない番組の作り、進行がされていくとはなんかすごいね。
ラジオ体操の会場説明のあと、ラジオ体操のための準備運動からはじまるのもかわらない。
ちなみに小学一年生のむすこにはラジオ体操はほぼ体操できずの終了。しかし楽しかったのだそうで家路に向かう間ハイテンション。
楽しそうに三日目も行くのだというから仕事を早めに切り上げて朝に備えたが翌朝。しかし時間になっても起きてこないむすこ。
よめ「あいつ、行かないって(怒)」
俺「え?楽しそうに行くって宣言してたのに?」
しばらくの沈黙。二度寝をするつもりになったそのときバタバタと足音がしてむすこ登場。どうやら寝ぼけていたようだ。そんなもんだよね…。
小学校までむすことダッシュ。そしてやっぱりラジオ体操は第一も第二もできずおしまい。でもやっぱり楽しかったのだそうだ。参加賞貰えてるしね。
俺も懐かしさに浸れて楽しかった二日間でした。
しばらく朝のラジオ体操が聴きたくなってスマホのアプリの「radiko」をインストール。ラジオがなくてもラジオが聴けるとは便利。
二日間楽しそうだったむすこに聴かそうとしたところ「聴かなーい」のだそうだ。
うーん?なぜ?
ラジオ体操を本気でやると、ダイエット効果があるらしい。ホントかウソかはわからんが筋が伸びる感じは良。
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