SoftBankは2022年1月19日からSoftBankが認定する中古iPhoneの販売を開始しました。
サービス名は「SoftBank Certified」です。
因みにCertifiedの意味は認証済みです。
キャリアによる中古スマホの販売は昨年KDDIが「au Certified」の名前で開始しています。
KDDIのau CertifiedはKDDIが下取りしたスマホを検査と整備してKDDI動作認定製品として販売する手法で、SoftBankもほぼ同じ方法での販売です。
今回は先行しているKDDIとSoftBankのサービスの違いを紹介していきます。
比較①認証内容を確認する
まずは両社の認証内容の違いを確認していきます。
認証内容比較表
評価項目 | au Certified | SoftBank Certified |
バッテリー | 残量80%以上 | 残量80%以上 |
基本機能 | 検査済み | 検査済み |
接続機能 | 検査済み | 検査済み |
外観検査 | 検査済み | 検査済み |
クリーニング | 実施済み | 実施済み |
傷 | あり(軽微) | あり(軽微) |
使用感 | あり | あり |
充電器 | 付属なし | 付属なし |
lightning/ USBケーブル | 付属なし | 付属なし |
イヤホン | 付属なし | 付属なし |
認証内容に大きな違いはない
バッテリー残量の基準や製品の使用感、傷み具合、付属品の違いなどで比較しましたが大きな違いは見受けられませんでした。外観検査やクリーニングに違いはあるのでしょうが両社ともキャリアが認証する製品ということで使用については安心できそうです。
比較②保証やサービスを確認する
Certifiedを購入、利用をするうえでの利便性を確認していきます。
保証とサービス比較表
au Certified | SoftBank Certified | |
購入先 | Online Shop 一部店舗 | Online shop |
利用ブランド | au UQ mobile J:COM Mobile | SoftBank |
不具合対応 | 購入後 30日間 無償交換 | 到着後 8日以内 無償交換 |
メーカー保証 | なし | なし |
端末補償 | あり | なし 正規メーカー 修理価格のみ |
分割払い | 可能 24/36/48回 | 可能 24回 |
保証やサービスはKDDIのほうが充実
購入後不具合の無償交換対応期間も長く、両社ともアップルによるメーカー保証はないもののau Certifiedでは端末補償サービスに加入できる点は大きいですね。新品より安価とはいえ20000円以上しますし、何でもスマホで済む世の中なので最短翌日に交換機が届くサービスを選択する余地があるのは心強いです。
比較③端末ラインナップと価格を確認する
ラインナップの充実度で比較をしていきます。
表は1月19日時点のデータになります。
注意点は、各ブランドの公式サイトに記載のあった機種を掲載しましたが在庫状況で公式サイトと差が出るかもしれません。
また、au Certifiedは、au、UQ mobile、J:COMで取り扱っていますのでまとめています。価格の頭のアルファベットでUQ mobileとJ:COMを判別します。
また価格についてはau Certifiedは最安となる価格で掲載、SoftBank Certifiedは上段が通常販売価格、下段が、のりかえ+Web割適用時の価格、-は記載確認できなかったものです。
機種価格比較
au Certified | SoftBank Certified | |
iPhone8 64GB | U:22000円 U:550円 | 21840円 480円 |
iPhone 11 64GB | U:45800円 U:23800円 | – |
iPhone 11 128GB | U:51800円 U:29800円 | – |
iPhone XR 64GB | U:33000円 U:11000円 | – |
iPhone XR 128GB | U:35000円 U:13000円 | 31200円 9600円 |
iPhone X 64GB | 36720円 | 31200円 9600円 |
iPhone X 256GB | 42480円 | – |
iPhone Xs 64GB | U:38500円 U:16500円 | |
iPhone XS 256GB | – | 41280円 19680円 |
iPhone Xs max 64GB | J:55200円 | – |
全体的に価格はSoftBank Certifiedが安い
これは後発の強みが出たのではないかと思います。
結論、安さでSoftBank、サポートでau
キャリアに依存するサービスですが、そこがクリアなら私個人はauを選びます。理由はサポートの手厚さです。販売価格はSoftBankの方が安いですが極端に安いわけではなく、auは購入後の不具合発覚による無償交換期間が長いこと、端末補償サービスが利用できることを考えればauが安心して利用できそうです。
参考情報
SoftBank
・SoftBank Online Shop:オンライン限定SoftBank Certified
・お知らせ:「SoftBank Certified」高品質なリユーススマートフォンを手頃な価格で提供
KDDI
・au Online Shop:au Certified
・UQ mobile Online Shop:au Certified
・J:COM Mobile:au Certified
YouTube
・Search: SoftBank Certified
・Search: au Certified
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