狙った早起き

幼稚園の日は毎朝ギリギリの8時まで寝てた息子が最近、朝からウルトラマン談義と玩具で遊ぶため狙って7時半くらいにウルトラマンのおもちゃをもって俺の寝てる部屋に起こしにきてくれる。眠いんだけどね…。

俺も遊びたい、と思う日曜日はどんなに小学校に行く平日は起きれなくても狙って好きな時間に起きれたなと思う。朝から遊びたい、と思う息子の行動が懐かしい。

昨日は自分の会社ではなく遠いクライアントさんの会社に直行するため朝6時前起きで暗い玄関をひとり出かけたのだが帰ってきたのは真夜中。疲れMAX。

明けて今日。
疲れてるものの小さい気配とカチャカチャプラスチックのぶつかる音が近づいてくるのに気づく。

子「パパのへやでねようかな」

と静かな声でつぶやき息子が部屋にはいってきた。

疲れてるものの横で寝るならいいかと、俺がパサパサの寝ぼけた声で「そっか…」

と呟いた瞬間、まぶたを閉じてても刺しこんでくる蛍光灯の白い光。

どうやら息子がつぶやいたのは俺が起きてるかどうかを確かめるためだった模様。

子「ぱぱさー!
  ほら、ウルトラマンジードのカプセル!
  見て見て!
  ウルトラマンオォォォーブ バァァァーーーンマイトっ!!!」

テンション全開。

つらっ…。
知ってる、それはパパが買ったげたモノだから…。

しかし眠すぎてでゲロ吐きそ…。蛍光灯の明かりがそれを助長する。いくらなんでも疲れとれなさ過ぎと思って時計を見ると時間は午前6時よりも前。2~3時間くらいしか寝てないんだけど。

子「パパ仕事?」

子「仕事だけど、まだ、眠い、眠らせて…」

子「昨日さー!
  起きたらさー!
  パパ朝いなかったね!」

うちの子は、大概俺の話はきかない。

俺「昨日はお仕事でパパ朝から遠くに行ってきたから早く出たけど、今日は幼稚園お見送りいけるから…お願い…眠らせて…」

子「バーーーーンマイト!!

  パパ、早く遊ぼう!」

うちの子は、ほんと話をきかない。

息子よおまえ早すぎるよ…幼稚園の日は、いつももっとねてるじゃん。

と思ったが、臨月のヨメは極めて具合が悪い。今は大概横になってるし、たいがい超絶不機嫌(いつもは不機嫌レベル)。

俺「あのさー、ママ遊んでくれてるか?」

子「ママ寝てるからいつも一人で遊んでるだよぉ。つまんないんだよねえ」

俺「そっか」

いつも元気がはみ出しまくる息子にはつまらんのだろう。父親は夜は遅いから朝を狙って、昨日早かったからそれなら早く起きなきゃと思って狙って起きてたのか。

なんてかわいいやつなんだと思う。

と同時に疲れた状況の俺も、遊びたいオーラ全開で遊ぼうとする息子の相手はキツイ…。

嫁に聞くと、最近の息子は超いい子だそうだ。わがままも言わない、泣き叫ばない、4歳児なりに気を使ってるのか。

今度の休みは行ったことないとこにつれてってあげよう。

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