「ピンクよごれ」という汚れをご存じだろうか。
かわいらしく悪意のなさそうな名前をしているが、汚れではなく菌なんだけどね。
バスルームをきれいにしてないと発生するヌルヌルしているアレ。名前は「ロドトルラ」っていう酵母菌の一種だそうで、それ自体は直接人体に有害はないらしい。
ただ、
カビではないが、ヌルヌルしていて気持ち悪いし、繁殖力が強く黒カビの温床になる菌…。
最悪じゃないか。
ピンク汚れなんてかわいい名前でごまかすなんて。
ちなみに…、書きたくないが、うちのバスルームもピンク汚れだらけ…。
週末は俺がふろ掃除をするが平日は放置状態。住み始めた頃は何でもなかったが数年たった今、1週間洗われず次の休みになるとバスルームの床一面はベビーピンクの色に染まっている。
俺は仕事の帰りが遅く掃除するのはちと辛い。毎日使う場所だから毎日掃除するサイクルがあればそれほど汚れないのだが、毎朝食器を洗い、洗濯物を畳んで出勤する俺の朝の時間も余裕はない。
よめはむすめが昼寝をしてる間にしてはくれないものだろうか。隔日でもいいのだが。
よめ「ぜっったいイヤ」
他の家庭はどうしてるのだろうか。旦那さんが毎日掃除してるのだろうか…。
体をきれいにするためのお風呂。
1日の体の汚れを洗い流したはずが足の裏にピンクよごれをすりつけて出てきて、部屋中を歩き回ってるなんて想像したくないんだが。
今年の夏は過去一番の繁殖だった。
洗っても洗っても1週間のサイクルでは取り去れなかった。
ということで、冬に向けてお掃除アイテムを用意してバスルームの初秋の大掃除とピンク汚れ壊滅大作戦をすることに。
ピンクよごれは繁殖力が強く、水だけでも繁殖する。たちが悪いことにブラシで擦っただけでは一見綺麗になったとしても根絶やしできない.。
知らなかった。
そりゃあいくら頑張って擦ってもダメなわけだ。しかし今年は準備万端。
どう万端にしたか? →ウェブ見たよ。まとめサイト。
まとめサイトをみるとエタノールの消毒能力を利用する除菌方法が載っていて、エタノールを浸したキッチンペーパーをピンク汚れの繁殖箇所において数分くらい放置して擦って流すとオッケーと書いてある。
ただし、あまり長時間やると変色するので注意が必要だそうな。
ほかのサイトではバスマジックリンを利用した除菌方法がある。
こっちのほうがお手軽だが、今までバスマジックリンで除菌ができたためしはないがと思いながら見ていると、どうやら利用方法が間違っていた模様。
バスマジックリンは、擦って洗い流すだけでは除菌ができていないという事実。
知らなかった。
正しい使い方は除菌したい箇所は乾いた状態で行う。除菌したい箇所にスプレーし、5分くらい放置、必要で擦りながら流すのだそうな。
放置はしたことは確かになかった。
ということで今回はこの方法を試してみる。
よぎる不安は「除菌」「ピンク汚れ防止」「防カビ」「消臭」ができると謳っているバスマジックリンという製品名を出しておいて、試した結果ピンク汚れが落ちないという結果になったらどうしようかという不安。けなすことになるじゃんね。
床全面にスプレー。そして5分放置。あとはひたすら擦る。もはやスポンジ如きでは落ちないピンク汚れもあり、そこはブラシでひたすら擦る。
ハンモック上のネットに乗せた子供のおふろのおもちゃは…すでに遅く腐海(本当は黒カビ)にやられてた。洗い流せるものはブラシやスポンジで綺麗に。
壁もバスタブも水あかと呼ぶには値しない何かがこびりついていたのでひたすらブラシで擦る。シャンプーやリンスのぼとる、石鹸置き、椅子、鏡、何から何まですべてを掃除する。
その日からバスタブにお湯を溜めるというからジャバをして掃除は完了。
見た目の綺麗さは半端ない。爽やかな匂いしかしない。いい仕事をした気がする。
結果、お湯に浸かることなくシャワーのみ。
うっ…。
しかしそんなことはどうでも良く、ピンク汚れだらけだったバスルームは1週間経ったらどうなっているのかという興味。
1週間後がちょっと楽しみだ。
掃除用品たち。ブラシはちょっとした隙間の汚れ落としに便利
鏡の水あか、カルシウム汚れはコイツで一発です。メラミンスポンジ。
意外とジャバは時間がかかる。余裕を持って掃除しましょう。
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